あすのシェフさん
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7つのスパイスで作る 中華ビーフシチュー(原汁牛肉)

  • まだまだ寒い日が続きますが、外から帰ってきたら温かいもの、例えば、ビーフシチューとか食べたくなりませんか?。今回は7つのスパイスで作る中華ビーフシチューの作り方をご紹介したいと思います。

    ビーフシチューとは言っても、いつものビーフシチューとは一風変わって、牛肉の旨味とトマトの甘みが絶妙に絡み合い、牛肉のホロホロ食感もたまらない一品となっております。製作動画もありますので是非作ってみてくださいね。

中華ビーフシチュー(原汁牛肉)は、牛肉本来の味を楽しむので、鮮味を引き出すのには、主に2つのポイントに注意してください。

ポイントその1

香辛料を多く入れないこと。香辛料はあくまでも味調整なので、入れすぎると、牛肉本来の味が消されてしまいます。ここでは、トマトは特別な調味料の役割を果たし、牛肉の酸味と甘みのバランスを取ることができます。

ポイントその2

牛肉が柔らかくなるコツは、弱火で長時間煮込むことです。鶏肉や豚肉と違い、牛肉に含まれている脂肪分が少ないため、強火や高圧鍋などで煮込むと、肉質が固くなり、本来の味もなくなってしまいます。

 

材料

牛バラ肉  500g

トマト  1個

生姜  1片

にんじん  1/2本

大根  1/5本

長ネギ 1/2本

みつば  少々

八角  2片

ワイルドカルダモン  1個

ローリエ  一枚

陳皮  1片

シナモン  1片

乾燥とうがらし  3個

花椒(粒)  6粒

氷砂糖  30g

料理酒  15g

醬油  65g

みりん  50g

塩  2g

胡椒  少々

水溶き片栗粉  35g(片栗粉15g:水20g)

水  1500ml

 

手順

1.トマトは12等分に切る。大根とにんじんは乱切りにする。ねぎは2㎝幅に斜め切りにし、生姜は1片薄切りにする。

2.牛バラ肉は3cm角に切る。

3.鍋に水を入れ沸騰させたら、2を入れ蓋をします。再度沸騰してきたら、大根、にんじんを入れる。再び沸騰したら具材をザルに取りボールに移し、冷水で洗い流す。

4.鍋に水を入れて火にかけ、ゆでた牛肉を入れ、料理酒、醤油、みりん、氷砂糖、ワイルドカルダモン、ローリエ、八角、シナモン、花椒、陳皮、乾燥とうがらし、長ねぎ、生姜、トマトを加え、蓋をし、50分程度煮込む。

5.大根とにんじんを入れ、長ネギ、生姜と香辛料を取り出し、15分程煮込む。

6.塩と胡椒、水溶き片栗粉を加え、火から下ろす。

7. 器に盛り付け、みつばをのせたら完成です。

 

包丁とまな板の提供元

ハセガワ株式会社

https://hasegawakagaku.jp/

 

今日のシェフさんは…

料理人 柴傑(さい けつ)

1967年、中国大連出身。1983年より中国の専門学校で料理を学び始め、以来、中華料理の道ひとすじに進む。86年より日中合弁ホテルで働く。96年、国際倶楽部レストラン料理長。98年、31歳にして中国国家が認定する「特1級調理師」資格を取得。2000年8月に来日、名古屋のシーフードレストランで働く。2008年4月、東京浅草橋「味の宛」料理長。2015年4月、千代田区平河町「ジョニーヌードル」総料理長、現在に至る。2012年および2013年には、米ニューヨークのタイムズスクエアで開催された「世界中国料理技能コンクール」に出場。同コンクールでは、2回とも中国東北料理部門で銅賞を獲得した。

 

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