ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は28日、ドイツのショルツ首相と電話会談し、ロシアとの停戦交渉の進捗状況について協議したことを明らかにした上で、「ロシアへの圧力を継続し、制裁を強化する必要がある」と呼び掛けた。3月27日、キエフで撮影(2022 年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS/File Photo)

ウクライナ大統領、ロシアへの圧力継続要請 独英首脳と電話会談

[リビウ(ウクライナ)/ロンドン 28日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ドイツのショルツ首相と電話会談し、ロシアとの停戦交渉の進捗状況について協議したことを明らかにした上で、「ロシアへの圧力を継続し、制裁を強化する必要がある」と呼び掛けた。

ジョンソン英首相もゼレンスキー大統領と電話会談し、英国がロシアへの経済的圧力を強化すると改めて明確にしたと、首相府が明らかにした。

首相府によると、ゼレンスキー大統領は停戦交渉に関する最新情報を伝え、両首脳は今後数日、緊密に調整する方針で合意したという。

また、トラス英外相は議会で「今後の停戦交渉で、ウクライナを売り渡す、もしくは過去の過ちを繰り返すことにならないよう確実にする必要がある」と強調。「この恐るべき攻撃でプーチン大統領に勝利を許すべきではない」と言明した。

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