ウクライナ侵略非難決議、参院本会議で採択 ロシアの核使用示唆「言語道断」
参議院本会議で2日、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議が採択された。1日には衆議院でも同様の内容で採択されている。参院の決議は、核使用を前提としたプーチン露大統領の発言は「言語道断」であり、「唯一の被爆国として非難」した。
決議は、ロシアの行動は「明らかにウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、ウクライナ国民が有する戦争による恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を侵害するものであり、武力の行使を禁ずる国際法の明確な違反であり、武力による威嚇及び武力の行使を禁ずる国連憲章の重大な違反」と指摘した。
決議はまた、政府に対して邦人の安全確保および対露制裁、ウクライナに対する速やかな人道支援を実行するよう求めた。
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