胡雪楊監督(China Photos/Getty Images)

「鎖の母たちを救う」 中国人監督がパリで映画試写会

中国で人身売買組織に売春を強いられた脱北女性を描いた中国映画「Save Our Sisters(我々の姉妹を救おう)」の試写会は国際女性デーの前日となる3月7日、フランス・パリで開かれた。胡雪楊監督は、強権政治下で凄惨な犯罪被害者になった女性たちを救うためのSOS映画だと述べた。

試写会のポスターには、「首を鎖でつながれている中国と世界のすべての女性のための緊急呼びかけ」という表現があった。

中国では北京冬季オリンピックの最中に、首を鎖でつながれ8人の子供を出産した女性の存在が明るみに出た。女性は誘拐や人身売買、性的虐待などを受けていたとされているが、中国当局は事件の真相を明らかにしていない。SNS上で女性は「鎖の母」と呼ばれた。

▶ 続きを読む
関連記事
アメリカのトウモロコシ畑とインドネシアの農園で、中国の民間ロケットの一部とみられる残骸が相次いで見つかった。いずれもけが人はいない。出所の確認が進む中、使用済みロケットの処分方法と安全対策が問われている
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める
大紀元が中共の政法機関による監視データベースを独自入手。1万人以上の情報が記録され、海外SNSのアカウントから身元や住所を特定する実態が浮かび上がった。民主活動家や法輪功関係者らへの越境弾圧、被害者の証言、米国とカナダの対抗措置を追う
中国・北京で高齢化が加速。2025年末時点で60歳以上は常住人口の24.3%を占め、2035年には3人に1人を超える見通しだ。労働力人口の縮小や年金支出の増加が、中国経済の重荷となっている
上海のオフィス空室率が24.4%と高止まりし、賃料の下落が続いている。外資系企業の撤退や投資縮小、供給過剰が背景にあり、ビル所有者は賃料を引き下げて入居企業を確保。空室問題は内陸部にも広がっている