3月10日、ベラルーシのルカシェンコ大統領(写真)は、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所への電力供給を確保するよう専門家に命じた。ミンスクで1日撮影。提供写真(2022年 ロイター)
3月10日、ベラルーシのルカシェンコ大統領(写真)は、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所への電力供給を確保するよう専門家に命じた。ミンスクで1日撮影。提供写真(2022年 ロイター)

ベラルーシ大統領、チェルノブイリ原発の電源確保を指示=通信社

[10日 ロイター] – ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所への電力供給を確保するよう専門家に命じた。国営ベルタ通信が10日伝えた。

ウクライナ当局は9日、チェルノブイリ原発で停電が発生し、放射性物質が大気中に広がる恐れがあると指摘した。国際原子力機関(IAEA)は、停電で安全性に重大な影響が及ぶことはないとの見方を示している。

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