湯島天満宮(湯島天神)の本殿。(大紀元)

「江戸の賑わい今もなお」 東京・湯島天神の白梅

古典落語の演目「富久(とみきゅう)」の話です。

正直者ですが、どこか間抜けで失敗ばかりしている幇間(ほうかん)の久蔵がいました。不運続きで暮らしにも困っていた久蔵が、たまたま一分の金を出して買った「富くじ」が、なんと一番富の大当たり。もらえる賞金は千両です。現代の宝くじで言えば「1等、5000万円」が当たる感覚でしょうか。

当たり札が、自分が買った「鶴の1888番」と聞いて大喜びしましたが、その富くじの札を隠しておいた神棚が、長屋もろとも火事で焼けてしまいます。がっくり肩を落として落胆する久蔵。ところが、顔なじみの鳶(とび)の頭が延焼する前に神棚を持ち出して、火災から救ってくれていました。

▶ 続きを読む
関連記事
ケールの栄養、効能、食べ方、保存法までまとめた完全ガイド。苦みを抑え、吸収を高める調理のコツも紹介します
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます