米英豪、極超音速兵器の共同開発を発表 先行する中露に対抗
米国と英国、オーストラリアの首脳は6日、3カ国による安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」で、極超音速兵器や電子戦能力の開発で協力すると発表した。インド太平洋地域で海洋進出を強める中国共産党やロシアは同兵器の開発で先行しており、抑止力の向上に繋げたい考えだ。
米英豪首脳は共同声明で「自由で開かれたインド太平洋への関与を再確認した」と述べた。ロシアによるウクライナ侵攻にも言及し「人権、法の支配、強制力のない紛争の平和的解決を尊重する国際システムへの揺るぎない関与を改めて確認した」と付け加えた。
オーカスは影響力を拡大する中国共産党を念頭に、2021年9月に創設された。米国はオーストラリアの原子力潜水艦の配備に向けて協力を進めている。
関連記事
トランプ政権は、西太平洋での軍事抑止力を重視し、第一列島線に沿った防衛体制の再構築を進めている。米高官は、第一列島線のいかなる地域に対する侵略も阻止できる軍の構築を目標としていると述べた
米国が中国やその他の敵対者を抑え込むためにラテンアメリカでの影響力を強めているのと同時期に、この中国の病院船は同地域を巡回している
ロシア製攻撃ヘリ「Mi-28NE」の受領により軍備を増強するイラン。国内外で緊張が高まっており、対米関係の悪化や国内での大規模な反政府デモ、人権問題が深刻化している
トランプ大統領がイランへの軍事攻撃を検討する中、米空母打撃群が中東に到着した。対するイランは1千機の新型ドローンを配備。安価な大量の無人機による「飽和攻撃」が米艦隊の脅威となる緊迫の情勢を追う
トランプ米大統領によるグリーンランド買収提案に対し、デンマークとグリーンランドの両首相がパリで欧州の結束を訴えた。ロシアの脅威や「ゴールデン・ドーム」構想が浮上する中、北極圏の安全保障の行方を追う