2022年4月11日、団地を視察する上海市の李強市党委員会書記に対し、住民は食料不足について不満を訴えた。(スクリーンショット)

上海市トップが視察、住民ら食料不足を訴える

都市封鎖が続く上海市のトップである李強・市党委員会書記が11日、市内の団地を視察した際、住民らは食料不足をめぐって不満をぶつけた。

SNS上の動画によれば、李強氏は市内のある団地で女性住民3人と会話をした。3人のうち、車椅子の女性が李氏に対し、大声で食料の配給が足りないと訴えた。女性の訴えに、李氏はうなずき説明している様子だった。いっぽう、これを見物していた他の住民も、李氏を指さし「あなたたちは国家に罪を犯した」などと叫んだ。

他の動画では、団地のマンションから李氏らの市高官に訴える「助けて」「食料が底を突いた」などの叫び声が響いた。

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