「雨漏り」する上海の臨時隔離施設で、隔離患者らは大きな黄色いビニールシートでベッドを覆い、雨水受けのための洗面桶があちこちに置かれている。(2022年4月13日・動画のスクリーンショット)

雨漏りする上海の隔離施設 劣悪な環境に市民が不満「ウイルスよりも嫌だ」

ロックダウンが続く中国・上海では、複数の臨時隔離施設で大規模な雨漏りが相次いだ。深刻な物資不足ですでに不満が噴出しているなか、劣悪な収容環境に市民は我慢の限界に達している。

13日、上海の臨時隔離施設で雨漏りの様子を撮影した動画がSNS上に拡散され、注目を集めている。「感染より、隔離される方がよっぽど恐ろしい」とネットユーザーは漏らしている。

映像の中では、雨漏りからベッドを守るために、患者らはその上を大きな黄色いビニールシートで覆っている。滴れる雨水受けのための洗面桶もあちこちに無造作に置かれている。

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