ソロモン諸島の首都ホニアラ(ROBERT TAUPONGI/AFP via Getty Images)

南太平洋情勢、懸念を持って注視する=木原官房副長官

中国が南太平洋の島嶼国・ソロモン諸島と安全保障協定を締結したことについて、木原官房副長官は21日の会見で、懸念を持って注視していく考えを示した。

木原氏はソロモン諸島が中国と締結した協定について、「太平洋地域全体の安全保障に影響を及ぼしうるものである」と指摘。太平洋地域の安全保障等の諸課題について、米国やオーストラリア、ニュージーランドをはじめとする関係国と緊密に連携しながら対処していくと述べた。

安全保障協定は現地時間19日に締結された。ソロモン諸島のソガバレ首相は中国との協定について、「治安維持」を目的とするものだと強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
ニュージーランドのラクソン首相は、豪州とフィジーが締結した防衛同盟への参加を検討していると明らかにした。南太平洋で影響力を強める中国共産党政権を念頭に、多国間の安全保障網づくりが進んでいる
オーストラリアとフィジーは7月6日、防衛同盟協定に署名した。いずれか一方が攻撃を受けた場合、相互に支援する内容で、中国共産党政権の太平洋地域での影響力拡大に対抗する動きとみられる
オーストラリアが太平洋島しょ国との安保連携を強化。ラグビーを活用したスポーツ外交で、中国共産党の影響力拡大をけん制する動きが進んでいる
中共が施行した「民族団結法」をめぐり、ニュージーランドのピーターズ外相は、同法は国内で法的効力を持たないと述べた。ACT党議員は、中共側への抗議を求めている
米軍はオーストラリア南東部に海兵隊向けの恒久的な武器備蓄拠点を設ける計画だ。インド太平洋で軍事拡張を進める中共への抑止力強化を狙っている