4月1日、蔡英文総統のスピーチを聞く台湾空軍 (Photo by SAM YEH/AFP via Getty Images)

中国共産党、泥沼のロシア軍見て戦略転換か 「致命的な」攻撃になる恐れも=専門家

ロシアのウクライナ侵攻からすでに2か月が経った。ウクライナ軍の激しい抵抗に遭い、ロシア軍は予定の戦果を得るどころか多数の犠牲者を出している。中国共産党がロシア軍の戦訓を踏まえて台湾侵攻計画を修正した場合、中国軍の攻勢はロシア軍よりさらに速く、致命的であると専門家は分析する。米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が25日に報道した。

今までの台湾侵攻のシナリオは、台湾に対する封鎖と通信網遮断を行い、重要施設と防空システムを破壊して制空権を確保したのち、上陸作戦を行うというものだった。しかし、ウクライナ東部戦線がこう着状態に陥っているため、中国共産党はプーチンと同じ轍を踏まないよう、外国の増援が届く前に戦局を掌握するのではないかと専門家は指摘する。

アジア太平洋地区の安全保障戦略に詳しい米空軍上級戦略顧問のエリック・チャン(詹益庭)氏はVOAとのインタビューのなかで、ロシアが迅速な軍事行動によってウクライナの領土を占領し既成事実化を狙ったものの、短期決戦に持ち込めなかったと指摘。この現実を見た中国共産党は、長期戦への備えをしているのではないかと述べた。

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