「ポルタ・ディ・パラディーゾ(天国の扉)」(ロレンツォ・ギベルティの作品)サン・ジョヴァンニ洗礼堂の北側に位置している。(Kiev.Victor/Shutterstock)

ルネサンスは 神と人類文明 どちらを称えているのか?(下)

ドイツの作家ゲルト・ブルーム(Gerd Blum)はその著書『Giorgio Vasari, the Inventor of the Renaissance』の中で、ジョルジョ・ヴァザーリが自分の時代をいかに賛美していたかに言及しました。

美術評論家のヴャルデマー・ヤヌシャック (Waldemar Januszczak)もドキュメンタリー映画『The Renaissance Unchained』の中で、ヴァザーリの主張を批判しました。

また、アリストテレス主義とキリスト教の融合は、8世紀から始まっており、ルネサンスの時からではないことも知られています。

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