ブドウは多くの抗酸化物質を含んでいます。 (Shutterstock)

ビタミンだけじゃない、健康効果の高いフルーツ(5) ブドウ

毎日いろいろな果物を食べることによって得られる健康効果は、その栄養成分によって異なると考えられています。雑誌『Circulation』に掲載されたハーバード大学の調査では、1日に5皿(果物2皿、野菜3皿)の青果物を食べると、健康に大きな効果があると報告されています。ここでは、その栄養価の高さが際立つ5つのフルーツをご紹介します。

 

ブドウには多くの抗酸化物質が含まれていますが、その中でも赤ブドウの皮と種に含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロールは、抗炎症作用や抗酸化作用があり、心臓病のリスクを下げたり、がんの予防に役立つと言われています。

オーストラリア癌評議会は、レスベラトロールの抗癌作用についての回答として、実験室や動物実験において、レスベラトロールは潜在的な発癌物質の生成を防ぎ、標的器官や組織への発癌物質の作用を阻止し、細胞に作用して癌の発生を抑制したり、アポトーシスを誘導するなどの効果が示されていると述べています。

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