米ペンシルベニア州のハーヴェイ鉱山で働く男性(Justin Merriman/Getty Images)

国連事務総長「化石燃料拡張のために新たな投資をしてはいけない」

グテーレス国連事務総長は、「化石燃料拡張のための新たな投資をしてはいけない。民間金融は石炭から完全に手を引かなければならない」と発言した。貧困国などは石炭など化石燃料に依存しており、ロシアによるウクライナ侵略で欧州をはじめとする世界的なエネルギー価格の高騰がみられるなか、国連のこうした指針は現実から遊離しているようだ。

「あまりにも長い間、金融サービス部門は世界を化石燃料漬けにしてきた。今や、科学的かつ道徳的な要請は明確である。民間金融機関は石炭部門に対する資金供給を停止し、積極的に自然エネルギーへと移行する必要がある。彼らにはそうするパワーと責任がある」とグテーレス氏は述べた。

グテーレス氏の発言は、5月9日に発表された世界教会協議会(WCC)、イスラム長老評議会、ニューヨーク・ボード・オブ・ラビーズ、そして国連環境計画による声明に刺激されてのものだった。

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