国連人権高等弁務官の訪中期間…新疆の弾圧明かす内部文書を公開
新疆ウイグル自治区における中国共産党の人権侵害の最新証拠が明らかになった。中国の人権侵害を調査する共産主義犠牲者記念財団の中国研究ディレクター、エイドリアン・ゼンツ氏は24日、「新疆公安ファイル」と名づけた中国共産党の新疆における「再教育」政策の内部文書を発表した。米英などは改めて中国の深刻な人権侵害を批判した。
明らかになった資料には15人の子供を含む2万人以上の個人情報や、収容施設内で撮影された画像、中国共産党幹部の演説を通じた刑務所内の統制に関する指示がある。匿名の人物が新疆警察・公安のコンピューターサーバーをハッキングして、ゼンツ氏の元に渡されたという。
資料からは拘束された人々が非人道的な管理のもとに置かれていることが窺える。例えば2017年5月の幹部の演説では、拘束した者に「手錠をかけ目隠しをして、必要に応じて足首を束縛する」とあり、同年の別の演説には「数歩でも逃げようとした者は撃つ」よう指示している。
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10月14日には、東京・文京区区民センターで「隠されたウイグル核爆被害者に関するシンポジウム」が開催された。ウイグル人外科医のアニワル・トフティ氏、台湾国防安全研究院の副研究員である侍建宇氏などが登壇し、中共による核の脅威への警戒を呼びかけた。
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