中国の浸透工作に直面するカナダ…「あまりにもウブ」作家が警鐘鳴らす
「カナダは、共産主義の中国による継続的なスパイや内政干渉活動を甘く見ている。また、政治家も故意にその脅威から目を背けているため、カナダは民主的同盟国からの信頼を失っている」ー。6月7日のパネルディスカッションでカナダの専門家は発言した。
受賞歴のある調査報道ジャーナリストでもあるサム・クーパー氏は、昨夏に出版した著書で、中国共産党の腐敗した政治家たちが、カナダのギャングやカジノを利用して、不正な麻薬取引などの国際犯罪行為で得た汚い金を洗浄(マネー・ロンダリング)していることを暴露した。
クーパー氏自身も北京に目をつけられていたという。「カナダの情報当局から、私に関する情報を北京のスパイが集めていると警告を受けた」と明らかにした。
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