2021年6月、夏日を迎えたカナダ・バンクーバーの街並み(Photo by DON MACKINNON/AFP via Getty Images)

中国の浸透工作に直面するカナダ…「あまりにもウブ」作家が警鐘鳴らす

「カナダは、共産主義の中国による継続的なスパイや内政干渉活動を甘く見ている。また、政治家も故意にその脅威から目を背けているため、カナダは民主的同盟国からの信頼を失っている」ー。6月7日のパネルディスカッションでカナダの専門家は発言した。

受賞歴のある調査報道ジャーナリストでもあるサム・クーパー氏は、昨夏に出版した著書で、中国共産党の腐敗した政治家たちが、カナダのギャングやカジノを利用して、不正な麻薬取引などの国際犯罪行為で得た汚い金を洗浄(マネー・ロンダリング)していることを暴露した。

クーパー氏自身も北京に目をつけられていたという。「カナダの情報当局から、私に関する情報を北京のスパイが集めていると警告を受けた」と明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
人権団体の専門家は、中共による神韻芸術団への爆破予告などの越境弾圧を「国家主権への攻撃」と非難。各国政府に対し、民主主義を守るための制裁措置や、中国との経済的デカップリングの必要性を強く訴えている
トロントでの神韻公演が虚偽の爆破予告により中止された。神韻側は、これが西側社会の芸術の自由を試す北京の妨害工作であると非難。背後にある中国共産党の「国境を越えた弾圧」に対し、自由社会の決意が問われている
カナダ・トロントの劇場 Four Seasons Centre for the Performing Arts で予定されていた 神韻芸術団 の公演が、「爆破予告」を理由に複数回中止された。この事件はカナダの政界や社会で大きな関心を呼び、多くの国会議員が外国勢力による干渉だとして公に非難し、 中共との関係を指摘している。
米国の高等教育機関が再び中国共産党による浸透を受けている疑いが浮上した。3月26日、米スタンフォード大学の女子学生が米下院の公聴会で、自身が中共の工作員とみられる人物に追跡された疑いのある体験について証言した。
トロントでの神韻公演が、中共によるものと見られる爆破予告で中止に追い込まれた。卑劣な「広域弾圧」に対し、カナダの政界や著名人からは非難が相次いでいる。表現の自由と伝統文化を守るための闘いが続いている