スリランカ、燃料販売を停止 逃げ出す国民も
経済危機に陥っているスリランカは27日、自家用車向けの燃料販売を停止すると発表した。公共交通機関や保健など必要不可欠なサービスのみ燃料を販売し、国民には在宅勤務を促した。この混乱から逃れようと、スリランカから脱出を試みる国民も続出している。
バンドゥラ・グナワルダナ貿易大臣は「保健分野などの必須サービス以外は燃料が販売されなくなる。わずかな蓄えを節約したい」と記者団に説明した。スリランカのテレビ局ニュース・ファーストによると、措置は6月27日から7月10日まで実施される。
スリランカの首都コロンボでは全校が2週間休校となるほか、国内の燃料消費を抑えるため、州間の輸送サービスも停止するという。
関連記事
インド南部のシヴァリンガ地区で11月30日、2台のバスが衝突する事故が発生し、少なくとも11人が死亡、60人が負傷した
東南アジア各国が豪雨による深刻な洪水と土砂崩れに見舞われ、死者は600人を超えた。インドネシアやタイなどで被害が拡大しており、各国が救助と復旧に追われている
マレーシア政府は、2026年から16歳未満の未成年によるソーシャルメディアのアカウント登録と使用を禁止する方針を発表した
20日、「中国共産党のスパイ」疑惑が持たれているフィリピン北部バンバン市のアリス・グオ前市長は、人身売買に関与した罪で終身刑を言い渡された
ミャンマー軍は最近、悪名高いKK詐欺園区を「掃討した」と発表し、爆薬を使って園区の建物を爆破したと主張。しかし「大紀元時報」の取材によると、複数の生存者や救助関係者は「それは外部向けの見せかけにすぎない」と証言している。