犬と同じベッドで寝る飼い主もいるが、専門家は「子犬から人へ、治らないスーパー耐性菌が広がる可能性がある」と警告しています。(Shutterstock)

子犬と寝る時 スーパー耐性菌の感染に要注意

英紙『Daily Mirror』によると、mcr-1遺伝子を持つ細菌は、動物の排泄物からヒトに感染する可能性があるといいます。この遺伝子は2015年に中国で初めて発見され、すでに多くの薬剤に対して耐性があります。

ポルトガルのリスボン大学が行った研究では、2年間にわたり採取した、80世帯102匹の猫または犬とその飼い主126人の検便サンプルをもとに調査しました。

その結果、8匹の子犬と4人の飼い主がmcr-1遺伝子の宿主であることが判明しました。子犬のうち3匹は健康に見えましたが、残りは尿路感染症などの問題を抱えていました。

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