「糖質食ばかりが原因ではない」現代糖尿病の意外な要因に注意(2)
(前稿より続く)
生活習慣上の問題の典型として、炭水化物や甘いものを大量に食べて肥満になれば、確かにインスリン抵抗性が高まり、自身が招いた結果として糖尿病になります。
その解決策は、食後血糖値を急上昇させにくい低GI(グリセミックインデックス)の野菜や果物を多く食べ、精製糖や添加糖の摂取量を減らすことです。
関連記事
あなたは1日何時間デスクワークをしますか?イギリスの週刊科学誌「ニュー・サイエンティスト」で、せっかく運動をし […]
「2型糖尿病」という診断に至らなくても、すでに血糖値が正常値より高い状態を「糖尿病予備軍」と呼んでいます。この段階では自分では気づかない人が多いのですが、実はすでに健康問題に深刻な影が差しているのです。
糖尿病を発症する有力な要因の一つとして、久しく「炭水化物の過剰摂取」と言われてきたが、果たしてそうだろうか?
糖尿病患者のうち、約90%が2型糖尿病であると言われています。 薬では治らない病気 現在、いわゆる「糖尿病予備 […]
(訳者注:1型糖尿病の多い北欧では、乳幼児期から乳製品を多く摂っているため、「乳幼児期から牛乳を摂取すると1型 […]