スパイ疑惑の「中国庭園」、江沢民の従妹が総責任者 20年間進まなかった計画
スパイ疑惑があるとして建設を中止された、米国立樹木園(U.S.National Arboretum、ワシントンD.C.)内の「中国庭園」プロジェクトを主導したのは、中国の元最高権力者である江沢民の従妹、江沢慧氏であることがわかった。
米メディアの報道では、中国政府が2003年、米中文化交流の象徴として「中国庭園」の建設を提案し、約1億ドル(当時約120億円)を出資した。当初の計画では、07年ごろに建設が完了する予定だった。しかしその後、約20年にわたり建設工事は進まなかった。
建設予定地は議会議事堂から3キロしか離れていない。米国の防諜当局は中国庭園に建てる予定の高さ約21メートルの白い塔を問題視した。塔が位置する丘はワシントンD.C.の最も高い場所の1つで、「信号情報収集に完璧な場所」だという。中国側は、米税関職員が開封検査できない外交貨物用の袋を使って塔の建設資材を送ろうと、不審な動きを見せていた。
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