(Feng Li/Getty Images)

「解放」の美名を冠した軍隊 

大変(たいへん)とは、もとは程度のひどさを表す副詞ではなく、「天下を揺るがす一大事」を意味する名詞である。

 

46年前のことである。中国にとって1976年という年は、それを総括する言葉が見つからないが、ともかく大変な1年になった。

年明け間もない1月8日に周恩来が死んだ。7月6日には「建軍の父」と称される朱徳が死ぬ。7月28日に唐山大地震発生。9月9日に毛沢東が死ぬと、翌10月6日に毛の跡を継いだ華国鋒によって「四人組(四人幇)」が逮捕され、10年の混乱を招いた文化大革命が実質的に終息した。

▶ 続きを読む
関連記事
イランは反撃されることはないと過信し、代理勢力を通じた挑発を続けてきた。しかし、トランプとネタニヤフという「ルールを厭わない」指導者の登場が、その慢心を打ち砕く。軍事拠点を破壊され窮地に陥るイランの誤算を暴く
過度な除菌社会に警鐘を鳴らす。免疫システムを「筋肉」のように泥や細菌で鍛えるべきだと説き、自身の体験を交えながら、無菌化しすぎた現代社会に真の健康の在り方を問いかける
貿易は我々を豊かにするが、他国に依存しすぎると逆効果を招く可能性がある
現代のドローン脅威に対し、高額なミサイルで応戦する「コストの非対称性」を指摘。解決策として、安価な新型無人機や、イタリアの技術による低コストで高性能な「ハイテク火砲」の再評価と導入を提言する解説記事
第16回「気候変動に関する国際会議」を詳報。権威あるIPCCの欺瞞を暴く専門家の分析や、若者の「脱・洗脳」を促す活動を紹介する。主要メディアの動揺をよそに、気候リアリズムが勝利を収める転換点を描く