中国、米下院議長の訪台を軍事演習の口実に利用=台湾外相
[台北 9日 ロイター] – 台湾のジョセフ・ウー外交部長(外相)は9日、中国は軍事演習の口実を常に探しており、今回の口実はペロシ米下院議長の訪台だったと述べた。
ウー氏はそうでなければ中国がこのような短期間にドローン(無人機)やサイバー攻撃、偽情報キャンペーンを準備することはできなかっただろうと指摘した。
また、台湾を威嚇しようとする政権に対処する最善の方法は、脅しに屈していないことを示すことだと述べた。
関連記事
台湾人の中国渡航リスクが増大。台湾の大陸委員会によると、2024年以降、失踪や留置、拘束の疑いがあるケースは426人に。上海では「政治に関係」と6時間尋問され、携帯やLINE、WhatsAppまで確認された事例も。
中国企業が高額な給与やペーパーカンパニーを使い、台湾の半導体技術者や先端技術を狙っている。台湾では2021年以降、中国企業17社が違法な人材引き抜きの疑いで捜査対象となった
中国側への軍事機密提供に関与した台湾軍の退役少佐と息子らに、台湾高等法院が差し戻し控訴審で実刑判決。次男には懲役16年、退役少佐には11年6か月を言い渡した
台湾の検察は、NVIDIA製B300搭載AIサーバー74台を中国へ不正輸出したとして関係者8人を起訴した。虚偽書類で出荷承認を得て、約33億円の不正利益を得た疑いがある
台湾の裁判所は、中国共産党(中共)のためにスパイ活動を行ったとして、元軍曹2人に少なくとも7年の懲役刑を言い渡した。民間人の共犯者にも実刑判決を下した。