鴻海の中国紫光への出資案、台湾安保当局は撤回求める方針
台湾の国家安全保障当局は、電子機器受託生産世界最大手の鴻海精密工業(ホンハイ)に対し、中国国有半導体メーカー、紫光集団への出資計画を撤回するよう求めている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)10日付が報じた。
鴻海は先月、子会社を通じ7億9800万ドルの出資によって紫光の2番目の株主になった。しかしこの計画は、台湾経済部(省)投資審議委員会の承認が必要となる。
FT紙は台湾当局者の話として、当局は承認しない方針だと伝えた。
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