マスク氏、中国の検閲当局機関誌に寄稿 非難が殺到
米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が中国検閲当局の機関誌に寄稿した問題で、「中国の言論検閲の正当性の強化につながりかねない」と懸念の声が上がっている。
中国のネット検閲当局である「国家インターネット情報弁公室(CAC)」の機関紙・中国網信は今月、「科学技術は素晴らしい未来を創造すると信じている」と題するマスク氏の寄稿文を掲載した。
寄稿文の中でマスク氏は、「中国はクリーンエネルギー分野でなくてはならない存在だ」「志を共にする多くの中国の仲間と一緒に人工知能、宇宙などを開発していきたい」と述べ、中国に好意的な姿勢を見せた。
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