米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は15日、2024年の大統領選でフロリダ州のロン・デサンティス知事を支持する考えを示した。2022年の中間選挙では「赤い波(共和党のシンボルカラー)」がやってくると予測している。先日に投開票が行われたテキサス州第34区の下院議員を選出する特別選挙で、初めて共和党議員に投票したとも明かしている。
2024年の大統領選で共和党候補に投票するかの質問に、マスク氏は「未定」とツイートしたが、「誰に傾いているか」との質問に対しては「デサンティス」と答えた。
デサンティス氏は今年11月のフロリダ州知事選で再選を目指しており、2024年の大統領選の出馬には言及していない。同氏は、フロリダ州の公立学校で「共産主義の暴政」を教えることを義務付ける法案に署名したほか、左翼の「woke(社会的正義に対する敏感さ)」にも厳しい姿勢を取ってきた。
マスク氏は先月、「私は今まで民主党に投票してきた。しかし、彼らは分裂と憎しみの党に変わってしまった。もはや彼らを支持することはできず、共和党に投票するつもりだ」とも発言している。
「前回(2020年の大統領選)は民主党のアンドリュー・ヤン氏を支持したが、デサンティス氏の方が勝つ可能性が高い」とも付け加えた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。