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研究:超加工食品の食べ過ぎは認知症のリスクを高める

健康な体を維持するためには、健康的な食事が第一とされていますが、加工度の高い食品は健康を害する可能性があります。 最近、新しい研究により、超加工食品が脳に影響を与え、認知症や認知機能障害を引き起こすことが分かってきました。

8月3日、アルツハイマー病協会が発表した包括的な報告書によると、超加工食品を大量に摂取している人は、認知機能の低下の速度が速いことが明らかにされています。

研究者たちは、平均年齢51歳の中高年のブラジル人1万人以上を約10年間追跡調査し、1日の摂取カロリーの20%以上を超加工食品から摂取すると、記憶、言葉の流暢さ、実行機能など、認知機能全体の低下が28%早く進むことを発見しました。

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