9月4日、 カナダの警察は中西部サスカチュワン州の13カ所で10人を刺殺し、少なくとも15人を負傷させたとみられる容疑者2人を追跡中だと発表した。写真は警察が公開したダミアン・サンダーソンとマイルス・サンダーソンの2容疑者の写真(2022年 ロイター/RCMP)

カナダ中西部で10人刺され死亡、15人負傷 容疑者2人逃走

[オタワ 4日 ロイター] – カナダの警察当局は4日、中西部サスカチワン州の先住民居住区など13カ所で10人を刺殺し、少なくとも15人を負傷させたとみられる容疑者2人を追跡中だと発表した。

警察はダミアン・サンダーソンとマイルス・サンダーソンの2人を容疑者として写真を公開。容疑者らは黒い車に乗っていたとされ、最後に目撃されたのは襲撃現場から約320キロ南のレジャイナ市だった。

地元警察の責任者は会見で、犠牲者の中には狙われた可能性がある人も、無差別に襲われた可能性がある人もいるとの見方を示し、現時点で動機について語るのは非常に難しいと述べた。

事件は4日早朝に報告され、現地時間午前8時20分に州全体に危険人物警報が出された。午後には、隣のアルバータ州とマニトバ州でも同様の警報が発令された。

トルドー首相は「恐ろしい事件で心が痛む。愛する人を亡くした人、負傷した人のことを思っている」とツイッターに投稿した。

カナダでは大量殺人事件はまれで、今回の死者数は近年の事件で最も多い部類に入る。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
今年11月に行われる米国大統領選挙が、米国市民が決定権を持つ最後の選挙になるとイーロン・マスク氏が主張した。不法移民が有権者として流入するのを放置すれば、今後、米国のすべての選挙結果が彼らによって決定される可能性があるということだ。
昨年夏、州弁護士会はチャップマン大学ロースクールの元学部長であるイーストマン氏を、2020年の大統領選挙後にドナルド・トランプ前大統領の代理人を務めていた11件の不正行為で起訴した。イーストマン氏はトランプ大統領の弁護をしたことや、不正選挙を主張し選挙結果に疑問を呈したことを後悔していないと発言した。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。