日本にも浸透していた「中共の歌」【現代中国キーワード】
【紅歌】
「紅歌」とは、毛沢東(および中国共産党)を賛美した歌曲全般をいう。
代表的な紅歌は、抗日戦争期や国共内戦のころの歌ではなく、その後である政権奪取後の中共の歌、とくに文化大革命期に量産されたプロパガンダ歌曲であることが多い。
これらは映画のほか、オペラやバレエ、演劇などの舞台芸術にも盛んに使われた。日本人にもよく知られた中国の京劇は、清朝の皇帝が紫禁城に京劇専用の舞台を作るほど愛好したため、この時代に飛躍的に発展している。
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