2022年10月13日、北京市の陸橋で習近平国家主席や「ゼロコロナ」政策を非難する横断幕が掲げられた。(スクリーンショット)

北京市内に政府批判の横断幕 共産党大会直前

16日の第20回党大会に向けて厳戒態勢が敷かれる北京市で13日、抗議者が市内の陸橋で「ゼロコロナ」政策や習近平国家主席を非難する横断幕2枚を掲げたことがわかった。

現場は北京大学や清華大学などが位置している海淀区の陸橋「四通橋」だ。

横断幕には「PCR検査はいらない、食料品がほしい。封鎖はいらない、自由がほしい。嘘はいらない、尊厳がほしい。文化大革命はいらない、改革がほしい」「独裁者で国賊の習近平を罷免せよ」などと書かれていた。海外のSNS上に投稿された動画には、陸橋から煙が上がっている場面があった。

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