ロンドン近郊にあるファーウェイ英国本社のロゴ (Daniel Leal-Olivas/AFP via Getty Images)

ファーウェイ支援のPXWをブラックリストに 米議員ら「経済スパイ拡大」危機感あらわ

米国のトム・コットン上院議員ら5人は13日、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)と繋がりのある鵬芯微集成電路製造有限公司(PXW)が半導体工場を建設していることをめぐり、建設停止に向け直ちに行動を起こすよう、米バイデン大統領宛に書簡を送った。PXWはファーウェイ元幹部が運営しており、米規制回避に同社を活用しているとみられている。

米通信社ブルームバーグは6日、ファーウェイが支援する広東省深圳市のスタートアップ、鵬芯微集成電路製造有限公司(PXW)が、14ナノメートルと7ナノメートルという高度なチップを量産する半導体工場を建設していると報じた。

議員の書簡は、こうした高度なチップの製造により「ファーウェイは5G市場の支配に向けた行進を再開する」ことになると指摘。その結果、「中国共産党は世界の通信を支配し、経済スパイと抑圧を拡大する計画を進めることになる」と危機感をあらわにした。

▶ 続きを読む
関連記事
中間選挙を控えた米国の生活費事情を紐解く。インフレやガソリン価格の高騰、住宅ローン金利の高止まりなど、有権者を直撃する経済課題について、両党の政策実績や州ごとの違いから現状を徹底解説する
米ワシントン州のホッブス州務長官が、有権者登録において市民権を確認するシステムがないと発言し波紋を呼んでいる。連邦当局は非市民の登録に懸念を示しており、州の選挙管理のあり方が問われる事態となっている
米中間選挙において、身内に距離を置かれたオバマや遊説を避けたバイデンに対し、トランプは自ら「最高応援団長」として猛烈に全国を駆け回る。逆風の世論調査にも怯まず、強気に自らを売り込む姿を追う
米シークレットサービス(大統領警護隊)の要請を受け、米軍はトランプ大統領が所有するフロリダ州パームビーチの邸宅「マールアラーゴ」とその周辺に、短距離地対空ミサイルシステムや対ドローン装備を配備した。関係当局者が10月29日、明らかにした
毛沢東の肖像に自分の顔を合成した画像を巡り、中国で批判を浴びたエムバペが謝罪。元NBA選手のカンター氏は「毛沢東は独裁者」と述べ、謝罪を残念だと語った。選手が信念と競技人生の選択を迫られる状況にも懸念を示した