トランプ氏 国防総省に米韓合同軍事演習の縮小を命令

2026/08/17 更新: 2026/08/17

トランプ大統領は8月16日、国防総省に対し、韓国との合同軍事演習を縮小するよう命じた。

トランプ氏は16日、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、「北朝鮮の金正恩氏との非常に良好な関係を踏まえると、米国がずっと以前に韓国との合同軍事演習への参加に同意したことを、私は快く思っていない」と記した。

トランプ氏は演習にかかる費用の大きさを強調し、北朝鮮に誤ったシグナルを送るものだとの見方を示した。

「これらの演習は費用がかかるだけでなく、その費用の多くを(いつものように!)米国が負担している。しかも、ドナルド・J・トランプが大統領である限り、脅威を与えず、敬意を示してきた国に対し、全く不適切で敵対的なシグナルを送るものだ」と付け加えた。

大統領は当初、合同軍事演習からの撤退を望んでいたが、すでに遅すぎると述べ、ピート・ヘグセス戦争長官に演習を縮小するよう命じた。

トランプ氏は同じ投稿で、2月28日に始まったイランとの戦争で、韓国の李在明大統領が米国への協力を断ったことにも不満を示した。

「多少関係のない話かもしれないが(?)、私は最近、韓国大統領に、イラン・イスラム共和国の非核化に向けてわれわれと協力する意思があるか尋ねたところ、『結構です!』と言われた」と記した。

演習は11日間にわたって行われる予定で、将来起こり得る北朝鮮の脅威に備え、韓国軍兵士1万8千人が参加することになっていた。

訓練では、共同での精密な標的設定と機動を検証する実弾演習、水障害の渡河、軍事装備の配備などが計画されていた。

トランプ氏が演習の縮小を明らかにする前日の15日、トランプ氏は、2019年6月に南北間の非武装地帯で金氏と会談した際、両氏が並んで立つ写真を投稿した。

「この写真はやや友好的ではないように見えるが、私たちが笑っている写真はほかにもたくさんある。金正恩氏と私は非常にうまくやっている!」と、トランプ氏は15日のトゥルース・ソーシャルへの投稿で写真に説明を付けた。

トランプ氏の第1次政権時代に行われたこの会談で、同氏は金氏の招きに応じて非武装地帯の北朝鮮側へ足を踏み入れ、現職の米大統領として初めて北朝鮮に入った。

トランプ氏は第1次政権中、北朝鮮指導者と3回会談し、金氏から送られた「美しい」書簡についてたびたび言及してきた。

AP通信が本記事に協力した。

米国ナッシュビル在住のエミー賞受賞ジャーナリスト。以前はニューヨーク・ポストやフォックス・ニュース・チャンネルで働き、ニューヨーク市ではオフ・ブロードウェイ・ミュージカルのシリーズも執筆した。
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