トランプ米大統領、エネルギーインフラへの攻撃停止を両国に促す
トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとウクライナの戦争を冬が訪れる前に終結させるよう働きかけている。
アメリカが戦争終結を引き続き模索する中、トランプ氏とゼレンスキー氏は9月22日、国連総会の合間に会談を行った。エネルギーインフラへの攻撃が増加していることを受け、トランプ政権はここ数日、双方が互いのエネルギーインフラを標的とするのをやめるよう繰り返し求めている。
9月22日のゼレンスキー氏との共同記者会見において、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナとの和平合意を議論するための会談に応じる姿勢を示していると記者団に述べた。さらに、プーチン氏もゼレンスキー氏も戦争の終結を望んでいると考えていると付け加えた。
「潮時だ」とトランプ氏は述べた。「非常に多くの人々が命を落としており、彼らもそれを望んではいない」
ゼレンスキー氏も和平の可能性について言及した。
「我々がこの戦争を終わらせ、トランプ大統領がその終結を支援してくれることを願っている。冬が来る前に、できるだけ早く終わらせる必要があると考えている」とゼレンスキー氏は記者団に語った。
トランプ氏はゼレンスキー氏に同意し、冬前に戦争を終わらせることは「大きな出来事」になるだろうと付け加えた。
9月22日の国連総会での演説で、トランプ氏は4年以上続いている今回の戦争を解決するため、米政権がモスクワおよびキーウと非常に緊密に連携していると述べた。
トランプ氏はまた火曜日、ロシアとウクライナの戦争は人々が考えているよりも早く終わる可能性があると示唆した。
「人々が認識しているよりも迅速に実現するだろうと考えている」とトランプ氏は語った。
火曜日のトランプ氏との会談後、ゼレンスキー氏はXに声明を発表し、協議を「前向き」かつ「生産的」であったと評した。
「アメリカもウクライナも、ロシアによるこの無意味な戦争が冬前に終結することを望んでいる。我々は外交への道を開く可能性のある緊張緩和措置について話し合った」と記した。
その一方で、ゼレンスキー氏は、アメリカとウクライナがウクライナ国内でのパトリオット迎撃ミサイル生産に関する提案を引き続き協議していると述べた。
ウクライナ大統領は、もしロシアが「交渉を拒絶し、この冬以降も我々の国民に対する弾道ミサイルによるテロに固執する」ことを決定した場合、これらのミサイルがウクライナ国民の命を救う助けになり得ると述べた。
ゼレンスキー氏は記者団に対し、アメリカの防衛関連企業であるレイセオン社がウクライナでのパトリオットミサイル生産に向けた準備を整えていると伝えた。また、トランプ氏もウクライナがミサイル製造ライセンスを取得することに「前向き」であり、ゼレンスキー氏によれば1年半後には生産を開始できる可能性があるという。
ゼレンスキー氏はソーシャルメディアの声明の中で、火曜日の会談ではウクライナ向けの冬季防空支援パッケージを含む、他の二国間および多国間の課題についても協議されたと指摘した。
エネルギーインフラへの攻撃
火曜日のゼレンスキー氏との二国間会談に先立ち、トランプ氏はウクライナによる最近のロシア石油精製施設への攻撃について質問を受けた。トランプ氏はこれらの攻撃について、ロシアだけでなく軽油価格にとっても「深刻な打撃」であると評した。
米大統領は記者団に対し、この問題についてゼレンスキー氏と協議する予定であると語った。
全米自動車協会(AAA)によると、9月22日時点での米国内の軽油1ガロンあたりの平均価格は6.52ドルであった。
チャック・グラスリー上院議員(アイオワ州選出・共和党)をはじめとする米国の議員らが提案した軽油輸出の一時的禁止の可能性について問われたトランプ氏は、米国産石油の輸出停止案に賛同する意向を示した。
スコット・ベッセント財務長官は同記者会見において、政権として一時的な禁止措置が「全体的な供給能力の観点から実現可能かどうか、また完全な禁止と部分的な禁止のどちらが効果的であるか」を検討中であると述べた。
決定までのスケジュールについて、トランプ氏は「いずれにせよ迅速に行われる」と語った。
トランプ氏は以前、9月4日のTruth Socialへの投稿で、ロシアとウクライナ双方がエネルギーインフラへの攻撃実施を停止することに合意したと発表していた。
しかし、ロシアとウクライナの双方は当初そのような停戦への支持を示唆していたものの、ウクライナのガソリンスタンドやロシアの石油・ガス精製施設を含むエネルギー標的への攻撃を両国とも継続している。
9月21日、トランプ氏はウクライナに対し、ロシアの石油施設への攻撃を停止するよう改めて求め、ロシアが「軽油産業の制御を失った」こと、そして「ウクライナとの馬鹿げた終わりのない戦争は終結させなければならない」と示唆した。
米国の和平特使であるスティーブ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏は今月初め、数か月にわたり停滞していた協議を経て和平合意への進展を目指し、モスクワとキーウで会談を行った。
会談後、ウィトコフ氏は、米国、ウクライナ、ロシアによる3カ国協議の可能性を含め、交渉プロセスにおいて「実質的な進展」があったと述べた。
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