極寒の地でトナカイと共に生きるネネツ族
ネネツ族はシベリアの永久凍土地帯に住み、1年の大半を雪と氷の中で過ごす遊牧民の集団です。 イタリア人写真家は、彼らのたくましさに触発され、この人を寄せ付けない辺境の地を3度訪れ、トナカイを飼う家族の姿を間近に見て、彼らの伝統的なライフスタイルを世界中の人々に伝えています。
イタリアのモデナ県に住むアレッサンドロ・ベルガミーニ(35歳)さんは、毎年世界を旅してさまざまな地域をカメラで記録しており、これまでにアフガニスタン、中国、インド、ビルマ、ペルー、シベリアのヤマル半島などを訪問しています。 特筆すべきは、2018年12月、2019年、2021年の3回、ヤマル半島を訪れていることです。
現在、ネネツ族の住むヤマル地域は、天然ガスや石油の重要な産地であり、大規模な採掘による生態系の破壊により、彼らの生存を脅かす深刻な事態に直面しています。ベルガミーニさんはエポックタイムズ紙に、ロシア北部の人里離れたこの寒い地域に訪れる他のツアー客を見たことがないと語っていました。
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