白米に玄米を混ぜて食べると、より美味しく、より健康的になります。(Shutterstock)

野菜だけじゃなかった!?医師が明かす大腸がん予防で大切なものとは(2)

(続き)

野菜、果物、豆類などさまざまな食品の食物繊維含有量に関する『イギリス医学雑誌』(British Medical Journal)のメタ分析でも、全粒粉の摂取量と大腸がんリスクとの関連は、すべての食品の中でより明確であるとされています。

特に、全粒粉を1日3食(90g)食べると、大腸がんのリスクが約20%減少しました。また、大腸がんの予防には、1日に10gの総食物繊維と穀物繊維を摂取することが有効です。

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