10月31日、ドイツ保険協会は、政府の今冬のエネルギー節約要請に応じようとして、ろうそくで加熱調理するなどの危険で冒険的な「実験」をしないよう強く警告した。写真はガスメーター。ドイツのバート・ホンネフで1月撮影(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay)

独保険協会、消費者の危険な省エネ策に警告 ろうそくで調理など

[フランクフルト 31日 ロイター] – ドイツ保険協会は31日、政府の今冬のエネルギー節約要請に応じようとして、ろうそくで加熱調理するなどの危険で冒険的な「実験」をしないよう強く警告した。ロシアがウクライナ侵攻に絡んでドイツへの天然ガス供給を削減し、エネルギー価格は高騰。ドイツ政府は省エネキャンペーンを推進している。

保険協会は、ソーシャルメディアでガスこんろの代わりにろうそくを使ってみるなどの方法が盛り上がっていることに言及。火事になる恐れがあると強く警告した。屋外のテラス用に設計されたガス暖房具などを違う方法で使用するのもやめるよう訴えた。

保険協会は、持ち家に住む人や集合住宅に住む人が節約しようと、通常と違う代替方法で一時的にしのごうとするのは理解できるとした上で、一部の方法は長時間の暖房にはふさわしくないと強調した。

関連記事
ウクライナ保安庁(SBU)は7日、ゼレンスキー大統領と複数の高官を対象としたロシアの暗殺計画に関与したとして、国家反逆などの容疑でウクライナ国家警備局の大佐2人を拘束したと発表した。
5月6日、米国ホワイトハウスは、ロシアによる法輪功学習者の逮捕に対して、再び声を上げ、中共とロシアの関係の強化に懸念を表明した。 中国での法輪功学習者に対する迫害は、生きたままの臓器収奪を含めてすでに有名だが、先週、ロシア警察が突然4名の法輪功学習者を逮捕し、その中の46歳のナタリア・ミネンコワさんが2ヶ月間の拘留を受けたことが判明した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。