米民主上院議員、離党し無所属に 上院構成50対50に
[ワシントン 9日 ロイター] – 米アリゾナ州選出のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党を離党し無所属に切り替えたと発表した。議会上院は、南部ジョージア州で6日行われた決選投票で民主党現職のラファエル・ワーノック氏が勝利したことにより51議席を確保していたが、シネマ氏の離党により50対50で共和党と拮抗することになる。
シネマ氏は地元メディアへの寄稿で「ワシントンの壊れた党派システムからの独立を宣言し、アリゾナで増える政党政治を拒否する人々に加わった」と述べた。
米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、シネマ議員の離党後も上院で民主党が過半数票を獲得できる構図は変わらず、同議員とも良好な関係を継続できるとの認識を示した。
上院では採決時に賛否が同数の場合、議長を兼務するハリス副大統領が決裁票を投じることができる。
関連記事
抜粋:トランプ次期大統領と共に、マスク氏は連邦公務員300万人に影響を及ぼす改革を提案。規制の削減、行政の簡素化、コスト削減を三つの主軸に、浪費と非効率を排除し、政府の効率を向上させる目指す。公務員の間で不安が広がる中、全体の計画はまだ多くが不透明。
スコット・ベッセントが米国第79代財務長官に指名され、関税政策や赤字削減への取り組みが注目されています。彼はトランプ政権下での経済成長と国際政策に重要な役割を果たし、トランプ減税政策の延長を支持しています。
トランプ次期米大統領は19日、次期政権の教育長官にリンダ・マクマホン氏(76)を指名すると発表した。マクマホン […]
トランプ次期大統領は、選挙戦で不法移民対策として掲げてきた大規模な送還作戦を実行するため非常事態宣言を来年1月 […]
2024年の大統領選でトランプ氏が再勝利。民主党の支持基盤崩壊が明らかに。有権者は過激な理念より実利を重視し、政治のダイナミクスが大きく変化している