ゼレンスキー氏「世界の安全への投資」、米議会で支援継続訴え
[ワシントン 21日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、米議会の上下両院合同会議で演説し、米国のウクライナ支援は「慈善事業ではなく、世界の安全保障と民主主義のための投資だ」と強調した。
同氏は米議会がウクライナを超党派で支援し続けることを望むと表明。1月3日発足の新議会では下院の多数派がバイデン大統領の民主党から共和党に移る。下院共和党からはウクライナへの手厚い支援に批判的な声が出ており、こういった議員の心情に訴えられるかが焦点となった。
米議員らはゼレンスキー氏が議場に入るのを大きな拍手で迎えた。3人の議員はウクライナの国旗を掲げた。
関連記事
これはウクライナ戦争終結を目的とする28項目の草案に対する、ロシア指導者として初めての公式な反応である。
トランプ政権はウクライナ情勢の悪化を踏まえ早期和平を重視し、情報支援停止を交渉圧力とする現実路線へ傾いている。
ウクライナは23日、ロシア・モスクワ州にある発電所をドローンで攻撃して大規模な火災を引き起こした。また、火災のため、数千人が暖房を利用できない状態となった。これは、ウクライナがこれまでにロシア本土の奥深くに位置する発電施設に対して行った最大規模の攻撃の一つである
ウクライナは今後10年で仏ダッソー製「ラファール」戦闘機最大100機の導入方針を発表。防空システムなども含め歴史的協定に署名
G7財務相はロシア産原油の購入を拡大する国々も制裁対象とする方針で一致し、凍結資産全額の活用も検討している。