クリスマスの連休を控えた23日、厳しい冬の嵐が米全土を包み込み、3分の2以上の世帯に対し異常気象警報が発令された。マサチューセッツ州で撮影(2022年 ロイター/Brian Snyder)

米全土に冬の嵐襲来、3分の2以上の世帯に警報発令 3人死亡

[23日 ロイター] – クリスマスの連休を控えた23日、厳しい冬の嵐が米全土を包み込み、3分の2以上の世帯に対し異常気象警報が発令された。旅行者が足止めを余儀なくされ、家計や企業が停電に見舞われる中、少なくとも3人が死亡した。

テキサス州からモンタナ州まで広がった厳しい寒波が東方に向かい始め、米国立気象局(NMS)によると、2億4000万世帯以上に気象注意報が出された。ルイジアナ、アラバマ、フロリダ、ジョージアなど南部の州の一部では硬氷結注意報が発令された。

ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事は州内で交通事故により2人が死亡、ホームレスが1人死亡したと発表した。

北部ではミシガン、ペンシルベニア、ニューヨークの一部で大雪が予想され、ニューヨーク州バッファローでは35インチ以上の積雪が見込まれている。

米国内の停電情報を提供するサイト、パワーアウテージ・ドット・USによると、米国ではこの日、約150万戸の家計や企業が停電に見舞われた。

また、航空機の運航状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」によると、23日には4000便以上の国内便が欠航となった。

米連邦航空局(FAA)は除氷を理由に米国の多くの空港で地上待機命令や遅延を実施。「五大湖を超えて北東部に移動する厳しい冬の気候は運航に大きな影響を与える」とした。

全米鉄道旅客公社(アムトラック)はクリスマスまで数十本の列車を運休とした。

カナダでも冬の嵐が全土を遅い、当局は国民に対し屋内にとどまるよう警告。強風、氷雨、大雪のため学校が閉鎖されたほか、停電や欠航が発生した。

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