女の子は7歳になると、大人と同じように着物を着る習わしがあります。これが終わると、一人の独立した人間であることが認められます。 (YUMIK / PIXTA)

「七五三」幼年の儀式 一生の教養(1) 【和のこころ】

日本は伝統を重んじ、礼儀を尊ぶ国です。「成人式」「結婚式」「葬式」「祖先の祭祀」という人生の四大行事を「冠婚葬祭」と呼んでいます。 「冠婚葬祭」は、ほとんどの日本人が一生のうちに経験する儀式であり、守らなければならない礼儀でもあります。また 、日本には「七五三」など、伝統行事や儀式がたくさんあります。

日本の伝統行事には、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に神社にお詣りして、神様に健やかな成長を感謝し、幸福と長寿を祈願する儀式があります。「七五三」は日本人の人生における最初の行事であり、子供の成長期における一番重要な行事で、 3歳、5歳、7歳のときに行われる行事であるため「七五三」と呼ばれています。

「七五三」の正式な日は11月15日でしたが、現在はその日にこだわらず、11月に入ると、多くの親御さんが着物姿のお子さんを連れて神社にお詣りに行きます。「七五三」は、旧暦の11月15日でしたが、明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになリました。

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