アルミニウム毒性の専門家 25年勤めた大学から退職強要
クリストファー・エクスリー氏はアルミニウムの研究者で、世界でも知識が豊富な一人である。200以上の科学論文を発表しているが、いずれも査読されたものであり、広く引用されている。
しかし昨年7月、エクスリー氏は終身教授の座を追われた。これは彼の説明によると、彼の広範な科学的発見が、アルミニウムの安全性、特に人間の脳に隔離された場合の安全性に疑問を呈し始めたからだという。この重要な科学的発見を称賛する代わりに、大学は彼の研究への資金提供を取りやめたというのだ。
英国のスタッフォードシャーのキール大学で、エクスリー氏はいつも眼鏡をか
けて青のジーンズをはき、大学院生と実験計画を検討していた。そして分析結果を再確認し、チームの最新の研究結果の意義について議論していたのだ。
彼が研究者になるまでの道のりは、順調なものだった。生物学の学士号を取得した後、英国最大の化学会社であるインペリアル・ケミカル・インダストリーズ(Imperial Chemical Industries、ICI)の資金援助を受けて博士号を取得した。ICIは、種子などの農産物をバイオエンジニアリングするシンジェンタ社と、ワクチンメーカーのアストラゼネカ社の親会社である。
関連記事
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所・中国)が1日に発表した調査で、中国共産党政権による輸出規制が欧州企業の調達戦略に影響を与え、中国依存からの分散を進める動きを促していることがわかった。影響はサプライチェーンや納期、収益にも及んでいるという
これはウクライナ戦争終結を目的とする28項目の草案に対する、ロシア指導者として初めての公式な反応である。
EU(欧州連合)のステファン・セジョルネ高官が最近、警告を発した。中国共産党(中共)が世界のレアアース供給をほ […]