2月7日、トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)のユヌス・セゼル長官は、同国南東部のシリア国境付近で6日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震による国内の死者が2921人になったと発表した。写真はがれきの上に立つ男性。トルコ・ハタイで撮影(2023年 ロイター/Umit Bektas)

トルコ・シリア地震死者4300人超に、救助活動続く

[アンタキヤ/カフラマンマラシュ(トルコ) 7日 ロイター] – トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)のユヌス・セゼル長官は、同国南東部のシリア国境付近で6日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震による国内の死者が2921人になったと発表した。

また、シリア政府や北部の反体制派支配地域の救助隊によると、同国の死者は1444人を超え、約3500人が負傷した。トルコと合わせて死者は4300人を超えた。

余震が続いており、欧州地中海地震学センター(EMSC)によると、トルコ中部で7日にM5.6が観測された。

AFADは倒壊した4758戸の建物から8000人近くが救出されたと発表。夜間は気温が0度近くまで下がり、がれきの下に取り残された人を捜索する妨げとなったが、7日早くも救助隊の活動は続けられた。

トルコのエルドアン大統領は45カ国から捜索・救助への支援の申し入れがあったと述べた。

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