中国警察、イメージ写真。(PETER PARKS/AFP/Getty Images)

もはや崩壊は目前 中国共産党が見せる「最後の悪あがき」

中国の新指導部は、全員が習近平国家主席の側近で固められるという異様な陣容で、まもなく正式に始動する。しかし、すでに「習王朝」は数多くの重大な危機にさらされている。

近年の出来事だけ見ても「鎖の女性の事件」「唐山の集団暴行事件」「胡鑫宇(こきんう)事件」など、社会の不条理を映した事件を経験した中国国民は、もはや自国の政府を全く信じていない。

補足するが、「鎖の女性」の事件とは、中国江蘇省の農村で昨年2月、少女の頃に拉致され人身売買されてきたと見られる中年女性が発見された事件である。ボランティアの人権団体に発見された当時、女性は首に鎖が巻かれた状態で、氷点下の離れに監禁されていた。女性は、8人の子供を「生まされた」だけでなく、夫の了解または黙認のうえで、地元政府の複数の役人に凌辱されたと見られている。

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