気球の撃墜可能に、無人機への武器使用基準を明確化 自民党了承
[東京 16日 ロイター] – 自民党は16日、安全保障調査会などの合同部会を開き、許可なく領空に侵入した無人機を自衛隊が撃墜できるようにするため、政府が示した武器の使用基準を了承した。政府が中国のものと推定した気球が再び飛来した場合を想定している。
自衛隊法は領空侵犯した外国の有人機への対処のみ定めており、正当防衛と緊急避難に限って武器使用を認めてきた。今回は無人機への対応指針を明確化し、ドローンや気球などに対しては地上の住民などに危害が及んだり、航空機の安全に影響する恐れがある場合にも武器を使用できるようにする。
小野寺五典・安全保障調査会長は部会終了後、「有人であれば相手の命がかかっているため高い要件での対処が必要だった。無人のアセットの場合は落下して国民に影響が出たり、民間航空機に影響が出る可能性がある中で対処する」と説明した。防衛省に速やかに訓練と準備を進めるよう伝えたとした。
関連記事
松本文科相は1日、探査船「ちきゅう」が水深6千mからのレアアース泥揚泥に成功したと発表。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)による国産資源開発の成果であり、経済安全保障への貢献が期待される
高市首相はテレビ番組で「台湾有事」発言の真意を説明した。日本が主体的に開戦することはないとしつつ、事態発生時に米軍を見捨てれば日米同盟が崩壊すると警告。安保法制の枠内での対応を強調し、中国の批判に反論した
高市総理は19日の会見で衆議院解散を表明した。中国による軍事演習や経済的威圧への対抗を念頭に、外交・安保の抜本強化を掲げる。戦略三文書の前倒し改定や国家情報局設置など、現実的な政策への信を問う
茂木外務大臣は比外相と日比ACSAに署名した。これにより自衛隊とフィリピン軍の間で、訓練や災害救助時の物品・役務提供が円滑化される。二国間の防衛協力を強化し、地域の安定を目指す
令和8年の仕事始め、小泉防衛大臣は「人こそ全て」であると強調し、隊員とその家族を守り抜く決意を改めて表明した