2月17日午後、松野博一官房長官(写真)は会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同日午前に予定していた新型主力ロケット「H3」の初号機の発射が中止となったものの、日本の宇宙政策に直ちに影響を与えないとの見解を示した。写真は2021年10月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

H3ロケットの発射中止、日本の宇宙政策に直ちに影響与えない=官房長官

[東京 17日 ロイター] – 松野博一官房長官は17日午後の会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同日午前に予定していた新型主力ロケット「H3」の初号機の発射が中止となったものの、日本の宇宙政策に直ちに影響を与えないとの見解を示した。

松野官房長官は「JAXAにおいては、状況の確認後に再度の打ち上げに向かうと(政府として)認識しており、今回の打ち上げ中止がわが国の宇宙政策に直ちに影響を与えるものとは考えていない」と説明した。

また、今回の発射の過程に関し「打ち上げ前に着火が停止したというものだ」と述べた上で「詳細についてはJAXAによる確認を待つ必要があるが、JAXAが先程の会見で述べていた通り、中止と表現するべきものと理解している」と語り、発射失敗ではないとの見方を政府として表明した。

一方、松野官房長官は政府がLGBT理解増進を担当する首相補佐官ポストを新設し、森雅子首相補佐官(女性活躍担当)に17日付で兼務させることにしたと述べた。岸田文雄首相は17日にLGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と官邸で面会したが、その際に森首相補佐官も同席した。

松野官房長官は「性的指向や性自認を理由とする不当な差別や偏見は、あってはならないと考える」と述べ、「森補佐官はLGBTに関する理解を国民に広く普及する役割を担うものと理解している」と語った。

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