「香港の物語」で台湾人を篭絡? 中国平和統一促進会という組織の目的
全国政治協商会議(政協)の機関紙「人民政協網」は9日、政協委員であり「中国平和統一促進会(統促会)香港総会」の会長でもある姚志勝氏による「香港の物語を台湾人民に聞かせるべきだ」との談話について報じた。
中国和平統一促進会(中国平和統一促進会)は「中国本土と台湾の平和的な統一を促進する」ことを目指す半官半民の組織とされるが、実態としては中共中央の統一戦線部が主管している。「平和的に」という表看板に反して、海外での台湾独立(台独)の動きには激しく非難するのが常である。
姚氏は「祖国統一への必然的な流れに直面するなか、ますます多くの台湾人民が一国二制度の方針について理解を深めたいと考えている」と前置きした上で次のように言う。
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。