2019年に香港で起きた大規模デモで抗議者の強制排除に乗り出す香港の警官隊(余剛/大紀元)

「香港の物語」で台湾人を篭絡? 中国平和統一促進会という組織の目的

全国政治協商会議(政協)の機関紙「人民政協網」は9日、政協委員であり「中国平和統一促進会(統促会)香港総会」の会長でもある姚志勝氏による「香港の物語を台湾人民に聞かせるべきだ」との談話について報じた。

中国和平統一促進会(中国平和統一促進会)は「中国本土と台湾の平和的な統一を促進する」ことを目指す半官半民の組織とされるが、実態としては中共中央の統一戦線部が主管している。「平和的に」という表看板に反して、海外での台湾独立(台独)の動きには激しく非難するのが常である。

姚氏は「祖国統一への必然的な流れに直面するなか、ますます多くの台湾人民が一国二制度の方針について理解を深めたいと考えている」と前置きした上で次のように言う。

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済の減速が深刻化している。不動産市場の急落や消費低迷、デフレ圧力が強まるなか、債務残高は対GDP比で300%を突破。従来の投資主導策が限界を迎えるなか、当局が活路を託す先端技術・AI戦略の行方を追う
「ひざまずく毛沢東」などの風刺作品を制作した中国人芸術家に懲役3年。妻も出国を制限され、7歳の息子も米国へ戻れない状態が続いている
倒れた高齢者を助けたら、約45万円を支払うことに。防犯カメラに一部始終が残っていてもこの結末。中国でまた「うかつに人助けできない」現実が波紋を広げている
中国で、ファーウェイは笑ってはいけない。「公衆トイレ→」の矢印が偶然ファーウェイを指して見え、ネットは大喜び。すると看板は交換され、矢印は別の方向へ。冗談の相手が悪かった
外資が去り、店が閉まり、仕事も減る。中国一の経済都市・上海で何が起きているのか。本紙記者が現地の声を聞いた