2022年の自動車展示会で展示される中国のBYD自動車(比亞迪汽車)。(Getty Images)

中国、自動車販売業界で「自殺式」の価格競争 メーカーは「生産ラインの維持」に必死か

経済の低迷や国内需要の伸び悩みなど多くの問題を抱える中国。今年初めから、中国の自動車販売業界は「自殺式」と言われるほどの値引きをするなど、熾烈な価格競争が巻き起こっている。

国産自動車メーカーのBYD(比亞迪)や長安汽車などでは、相次ぎ大幅な値下げを発表している。また、自動車を対象とする消費促進のため、購入代金の補助などの政策を打ち出す地方政府も少なくない。

自動車購入時の補助対象車は、東風ホンダ、東風日産、東風シトロエンなどをはじめとする7ブランドの56車種。補助金の上限額について、1例を挙げると、神龍汽車傘下の東風シトロエンの「C6」シリーズ(2016年発売、定価18.9万元)では、定価の半額以上の9万元(約173万円)となっている。

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