ポーランドのドゥダ大統領は3月16日、旧ソ連製のミグ29戦闘機4機を数日中にウクライナに送ると明らかにした。ウクライナへの同盟諸国による戦闘機供与決定は今回が初めて。写真は 2013年8月、ポーランドのラドムでの航空ショーで撮影された同国空軍のミグ29(2023年 ロイター/Kacper Pempel)

ポーランド、ミグ29戦闘機4機を数日中にウクライナへ供与

[ワルシャワ 16日 ロイター] – ポーランドのドゥダ大統領は16日、旧ソ連製のミグ29戦闘機4機を数日中にウクライナに送ると明らかにした。ウクライナへの同盟諸国による戦闘機供与決定は今回が初めて。

ロシアのウクライナ侵攻後、ポーランドやスロバキアといった旧共産圏の北大西洋条約機構(NATO)加盟国は特に熱心にウクライナを支援。ポーランドは既にドイツ製戦車レオパルト2も14両をウクライナに送っている。スロバキアもミグ29の供与を検討中だが、まだ決定には至っていない。

ドゥダ氏は「第1弾として文字通り数日中にわれわれは(ミグ29)4機を完全な整備状態でウクライナに引き渡す。残りも準備を進めている」と語り、追加供与を示唆した。

同氏によるとポーランドが保有するミグ29は10─20機という。

一方デンマークのフレデリクセン首相は16日、戦闘機をウクライナに送る協議を行っていると述べた。

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