アングル:ハリス米副大統領が正念場、バイデン氏再選に貢献できるか
[ワシントン 23日 ロイター] – ハリス米副大統領は、2024年の次期大統領選で再選を目指すバイデン氏とともに引き続き副大統領候補として選挙戦に臨む。ただ政権発足以降の2年間で国民から高い評価を得たとは言えないだけに、これから正念場を迎えそうだ。
女性、黒人、アジア系としていずれも初めての副大統領となったハリス氏だが、支持率は今一つで政界の受けもあまり良いとは言えない。与党民主党内からも、これまでの仕事ぶりは期待値に達していないとの声が聞かれる。また80歳と高齢のバイデン氏の2期目が決まった後、同氏が途中で病気になるか執務に耐えられなくなった場合、ハリス氏が大統領の職務を引き継ぐという意味で重圧もかかる。
バイデン氏とハリス氏の人間的な関係は良好とはいえ、複数の民主党関係者はバイデン氏がハリス氏の幾つかの仕事には不満を持っていると明かす。元ホワイトハウス高官の1人は、ハリス氏はもちろん他のどの「民主党のホープ」であっても、トランプ前大統領が共和党の次期大統領候補指名を獲得すれば彼に勝利できない、とバイデン氏は確信していて、それが自身で再出馬する理由の1つになっていると説明した。
関連記事
米政府は、人工知能(AI)の発展に伴うデータセンターの拡大と電力需要の急増に対応するため、22日、約32億エーカーに及ぶ連邦水域内で原子力事業を建設する計画を評価すると発表した。これは、国内のエネルギー生産を拡大し、先進的な原子力技術の配備を加速する計画の一環である。
米通商代表部(USTR)は7月23日、日本や中国、EUなど60か国・地域からの輸入品に10~12・5%の追加関税を課す最終決定を発表した。24日に失効する一律10%関税に代わる措置である。
バンス米副大統領の警護を担当するシークレットサービス職員1人が、機密情報をメディアに漏えいした疑いで調査を受けていることが判明。刑事捜査に発展する可能性もあり、ホワイトハウスは強く非難した
米国の科学技術担当高官マイケル・クラツィオス氏は、中国のMoonshot AI社が、アンソロピックの「Fable」の技術を窃取し、さらにエヌビディアの先端半導体を搭載したサーバーを使用して、最新モデル「Kimi K3」の開発を進めたと述べた
スコット・ベッセント米財務長官は7月21日、米国による対イラン金融制裁強化の一環として、イランの最高指導者ハメネイ師の世界各地の資産を管理する主要な金融実務担当者、すなわち「金庫番」を米政府が突き止め、1億ドルを超える価値を持つ世界的な資産ネットワークを把握したと明らかにした。