イエレン米財務長官は29日、米国は国際機関や発展途上国への融資における中国の影響力に対抗するために懸命に取り組んでいると述べた。1月18日撮影(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

米、国際機関での中国の影響力に懸命に対応=イエレン財務長官

[ワシントン 29日 ロイター] – イエレン米財務長官は29日、米国は国際機関や発展途上国への融資における中国の影響力に対抗するために懸命に取り組んでいると述べた。

イエレン氏は下院歳出委員会の小委員会で、中国が世界で行っている一部の活動、特に発展途上国に対する融資に懸念を持っているとし、「負債を増大させ、経済発展を促進しない形で(中国が)関与していることを極めて強く懸念している」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
未成年を脅迫し深刻な搾取を行う「764」ネットワークがアメリカで急拡大している。FBIと司法省は解体に向けて捜査を強化。被害実態や背景、家庭で求められる防衛策をまとめた
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
イーロン・マスク氏は非公開の集まりで、アメリカが「偉大な12年」の始まりにあるとの見方を示し、トランプ氏の2期目に続き、ヴァンス副大統領が2期の大統領を務める可能性があると予測した。