独政府、中国企業のハンブルク港ターミナル出資を承認

[10日 ロイター] – ドイツ政府は、港湾物流大手HHLAがハンブルク港に保有するコンテナターミナルの権益24.9%を中国海運大手の中国遠洋運輸(COSCO)が取得することを承認した。HHLAが10日発表した。

ドイツでは国内における中国勢の投資が政治問題化しており、経済省は先月、COSCOの出資を認める決定を再検討していると明らかにしていた。

政府の報道官は声明で、HHLAとCOSCOの修正後の合意がCOSCOのドイツ国内ターミナルへの出資比率を25%未満とした昨年秋の閣議決定に準拠していると両社に伝えたと明らかにした。

また、独政府が今年、ハンブルク港を重要インフラに指定したこととも整合的だと述べた。

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